セミナーシリーズ詳細

須磨久善の現代健康セミナー Vol.2

日本初のバチスタ手術を成功させ、何千人もの命を救ってこられた世界的な心臓外科医・須磨久善さんが、現代に生きる私たちが直面するさまざまな病気や医療問題をテーマに、それぞれの分野を専門とする第一線の医師をゲストに迎えてお話しいただく「健康セミナーシリーズ」。大好評につき、第2弾を開催することとなりました。

今回も、メタボ、肩腰膝の痛み、白内障、大動脈瘤、自律神経失調症、認知症など、超高齢化社会を生きる私たちが直面する健康の問題をめぐり、最新の医療情報、その治療や予防策など、さまざまな視点からお話しいただきます。アットホームな雰囲気の中、須磨先生ならではの鋭くもユーモアあふれる質問、そしてセミナー参加者との率直な質疑応答も評判です。ユニークな「健康セミナー」に今期もご期待ください。

プログラム

第1回 2015年5月13日(水) 「メタボリック症候群と心臓病」
帝京大学医学部名誉教授 一色高明

近年メタボ対策が推奨されていますが、実際はなかなか実行するのは難しいようです。肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの危険因子が増加するとどれだけ心臓に悪いのでしょうか。心臓病治療のエキスパートにその怖さと予防法、そして心臓病になった時の最新の治療法をお話していただきます。

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第2回 2015年7月17日(金) 「しっかり守ろう、肩・腰・膝」
広尾整形外科副院長 財前知典

加齢とともにあちこちの関節が弱ってきて、肩が回らなくなり腰や膝が痛むと嘆く人が増えます。特に下半身が弱くなると運動量が激減して転倒の危険も増してきます。何を注意すればよいのか、どんな運動が効果的なのか、そして辛くなったらどのように治療するのかについて、理学療法の専門家にご説明していただきます。

第3回 2015年9月18日(金) 「眼の病気を知る―白内障治療の最先端」
三井記念病院眼科部長 赤星隆幸

眼がかすんで見づらくなった、年のせいかな?といって放置してはいけません。早く対処しなければ失明に至る網膜剥離や手術すれば世の中が明るく見える白内障など眼の病気も様々です。世界のトップを走る白内障手術の名医からお話を伺います。

第4回 2015年11月20日(金) 「大動脈瘤治療の最前線」
香川大学医学部心臓血管外科学教授 堀井泰浩

近年、放置すれば破裂して突然死にいたる危険のある大動脈瘤が増えています。人間の身体の真ん中を走る最も太くて大切な血管、大動脈の定期的な検診の重要性、発見された時の対処法、そして最先端の手術治療法について心臓血管外科の達人から詳しく説明していただきます。

第5回 2016年1月15日(金)「自律神経の不思議」
順天堂大学医学部教授 小林弘幸

人間の健康は自律神経のバランスが鍵を握っています。身体を緊張させる交感神経とリラックスさせる副交感神経。どうすれば適度のバランスを保つことができるのでしょうか。今、メディアにも多数出演されて大活躍の名医からお話を伺います。

第6回 2016年3月10日(木)「認知症と向き合う」
四谷内科院長 横山貴博

日本全国で増え続ける認知症が10年後には65歳以上の4-5人に一人に達するとの報告が出されました。他人ごとではありません。早期発見のための手立て、新たな治療法の開発、介護対策、行政司法の取り組み、など国を挙げての対応が求められています。認知症治療の専門医からお話を伺います。

各回聞き手:須磨久善

  • 会期

    2015年5月~2016年3月 全6回

  • 日時

    19:00-20:30

  • 会場

    クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F/東急東横線代官山駅より徒歩3分)

  • 定員

    50名(要予約)

  • 参加費

    一般 2,500円  クラブヒルサイド会員 2,000円

  • 予約受付開始

    開催日の2か月前より受付開始いたします。

講師プロフィール

須磨久善(すま・ひさよし)
須磨ハートクリニック院長。1950年生まれ。世界初の胃大網動脈を用いた冠動脈バイパス手術、日本初のバチスタ手術を成功させ、「神の手をもつ男」と世界から賞賛される。5,000件以上の心臓手術を行う。教育の一環として小・中・高校生を病院に招き、実際の手術を見学させる「病院見学会」を実施。「プロジェクトX」、「課外授業 ようこそ先輩」などのテレビ出演やドラマ「医龍」、映画「チームバチスタの栄光」の医療監修など多方面で活躍。2010年、海堂尊の原作による特別ドラマ「外科医 須磨久善」が放映され、日本心臓病学会栄誉賞受賞。現在はヒルサイドウエストで「SUMA SQUARE」を開き、代官山T-SITE GARDENで「SUMA HEART CLINIC」院長を務める。

一色高明(いっしき・たかあき)
帝京大学医学部名誉教授。1951年生まれ。東北大学医学部卒。心筋梗塞や心不全などを扱う循環器疾患の専門医で、特にカテーテル治療の第一人者。冠動脈にできる血栓対策として、血栓吸引カテーテルや末梢保護フィルターなどの新しい治療器具を考案し、治療成績の向上に大きく寄与してきた。現在は上尾中央総合病院心臓血管センター特任副院長として地域医療を推進する傍ら、厚生労働省関連の審査委員なども兼務。近年は「マンガ循環器病シリーズ」を発刊し、啓蒙活動にも注力する。

財前知典(ざいぜん・とものり)
広尾整形外科副院長。1977年生まれ。高校時代に所属していたボート部で腰を痛め、理学療法という治療法に出会う。理学療法士を目指して東都リハビリテーション学院入学、国家試験に合格し、理学療法士となる。2005年に広尾整形外科を立ち上げ、副院長として勤務。2011年には筑波大学大学院にてリハビリテーション修士、2015年には日本歯科大学大学院にて歯学博士を取得。現在も整形外科疾患を中心に様々な治療を行っている。

赤星隆幸(あかほし・たかゆき)
三井記念病院眼科部長。1957年生まれ。自治医科大学卒業。白内障手術の新しい術式「フェイコ・プレチョップ法」の考案者として世界的に知られる。海外の4つの大学の客員教授を併任し、手術教育にも尽力。世界64カ国で白内障手術に関する講演や公開手術を行い、日本国内では年間8,000件以上の白内障手術をこなす。著書に『こんな眼にあったら』(人間と歴史社)、『白内障のひみつ』(朝日出版社)、PHP新書『日本の医療この人を見よ』(海堂尊との共著)他。

堀井泰浩(ほりい・たいこう)
香川大学医学部心臓血管外科学教授。1963年生まれ。大阪医科大学卒業。虎の門病院外科研修医、三井記念病院心臓血管外科研修医、米国臨床留学(ユタ大学LDS病院)後、湘南鎌倉総合病院、葉山ハートセンター勤務を経て、2006年より現職。日本外科学会専門医・指導医、日本胸部外科学会評議員・指導医、日本心臓血管外科学会評議員、日本血管外科学会評議員、北米胸部外科学会員(STS)、欧州心臓胸部外科学会員(EACTS)。

小林弘幸(こばやし・ひろゆき)
順天堂大学医学部総合診療科研究室・病院管理学研究室教授。各種研究の中で自律神経系バランスの重要性を痛感し、数多くのトップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。著書に【なぜ「これ」は健康にいいのか?】、【セル・エクササイズ】等。出演TV番組に【たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学】、【世界一受けたい授業】等。

横山貴博(よこやま・たかひろ)
四谷内科院長。1994年三重大学医学部卒業。虎の門病院内科病棟医勤務、虎の門病院神経内科医員、帝京大学医学部附属溝口病院第四内科非常勤講師兼務、虎の門病院リハビリテーション科医長を経て、2005年、新宿区左門町、四谷メディカルモールにて「四谷内科」を開設。

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  • TEL: 03-5489-1267 (11:00-21:00 月曜休)
  • FAX: 03-5489-1269
  • E-MAIL : info@clubhillside.jp

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