須磨久善の〈現代健康セミナー〉

日本初のバチスタ手術を成功させ、何千人もの命を救ってこられた世界的な心臓外科医・須磨久善さんが、現代に生きる私たちが直面するさまざまな病気や医療問題をテーマに、それぞれの分野を専門とする第一線の医師をゲストに迎えてお話しいただく「健康セミナーシリーズ」を開催いたします。
日本人の3大死因である癌、心臓病、脳卒中から、超高齢化社会が直面する介護・在宅医療、そして心の病といったテーマまで、最新の医療情報、その治療や予防策など、さまざまな視点からお話しいただきます。会場は、須磨先生がクリニックとオフィスを構える代官山にあるクラブヒルサイド・サロン。アットホームな雰囲気の中、少人数を対象に、新しい「健康セミナー」のあり方を目指します。
プログラム
第1回 2014年9月19日(金) 「もっと知りたい不整脈」
心臓血管研究所所長 山下武志 ※終了しました
巷に溢れる不整脈。だけど、怖い不整脈と心配いらない不整脈があることをご存じですか?日本を代表する不整脈のエキスパートからわかりやすく解説していただきます。
第2回 2014年10月28日(火) 「心の病と向き合う」
国立国際医療研究センター第二精神科医長 関由賀子 ※終了しました
心の病はとても辛いものです。統合失調症、うつ病、認知症など、自分のためにも相手のためにも診断と治療の現状を知っておきましょう。
第3回 2014年11月21日(金) 「介護する人、される人――在宅医療の現場から」
麻布ヒロクリニック院長 井戸田舞 ※終了しました
介護の問題は他人ごとではありません。その日が突然訪れて慌てないように、どのような対応が出来るのか、今後の日本で何が問題なのかを勉強しましょう。
第4回 2014年12月12日(金) 「心筋梗塞といわれたら」
須磨ハートクリニック院長 須磨久善 ※終了しました
心筋梗塞は働き盛りを襲う最大の敵。どうすれば突然死を未然に防ぐことが出来るのか?最先端の治療法を紹介します。
第5回 2015年1月13日(火) 「脳卒中治療の最前線」
虎の門病院脳神経血管内治療科部長 松丸祐司 ※終了しました
突然発症する脳梗塞や脳出血は命取りとなることが多く、その後遺症も重篤です。早期発見と低侵襲治療の最前線を日本屈指の専門医に解説していただきます。
第6回 2015年2月6日(金) 「内視鏡はつらくない」
恵比寿木本胃腸クリニック院長 木本篤 ※終了しました
食道、胃腸の内視鏡は日本が世界をリードしています。なのに、検査がつらいからといって逃げているあなた、早期がんを見逃すのはもったいない。とても楽な内視鏡のお話です。
第7回 2015年3月6日(金) 「乳がん診療の現在と未来」
がん研究会有明病院病理部医長 堀井理絵 ※終了しました
ハリウッドスターが予防的に乳房切除を受ける時代です。どのような乳癌にどんな予防と治療が行われているのでしょうか。数多くの乳癌を診てこられたがん研究会のエキスパートからアドバイスをいただきます。
各回聞き手(第4回のぞく):須磨久善
- 会期
2014年9月~2015年3月 全7回
- 日時
19:00-20:30
- 会場
クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F/東急東横線代官山駅より徒歩3分)
- 定員
50名(要予約)
- 参加費
一般 2,500円 クラブヒルサイド会員 2,000円
- 予約受付開始
開催日の2か月前より受付開始いたします。
講師プロフィール
須磨久善(すま・ひさよし)
須磨ハートクリニック院長。1950年生まれ。世界初の胃大網動脈を用いた冠動脈バイパス手術、日本初のバチスタ手術を成功させ、「神の手をもつ男」と世界から賞賛される。5,000件以上の心臓手術を行う。教育の一環として小・中・高校生を病院に招き、実際の手術を見学させる「病院見学会」を実施。「プロジェクトX」、「課外授業 ようこそ先輩」などのテレビ出演やドラマ「医龍」、映画「チームバチスタの栄光」の医療監修など多方面で活躍。2010年、海堂尊の原作による特別ドラマ「外科医 須磨久善」が放映され、日本心臓病学会栄誉賞受賞。現在はヒルサイドウエストで「SUMA SQUARE」を開き、代官山T-SITE GARDENで「SUMA HEART CLINIC」院長を務める。
山下武志(やました・たけし)
心臓血管研究所所長。1961年生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院等を経て、心臓血管研究所勤務。2011年より同研究所所長兼付属病院長。1994年、XXI International Congress on Electrocardiology Young Investigator’s Awards、第11回日本心電学会第10回木村栄一賞、1997年、第61回日本循環器学会Young Investigator’s Awards、2004年、日本医科学応用研究財団による日本心電学会論文賞受賞。日本内科学会(内科認定医)、日本循環器学会(認定専門医)。著書に『ナース、研修医のための心電図が好きになる』、『もう迷わない!好きになる心電図』、『不整脈で困ったら』、『知っていますか?抗血栓療法のための消化管出血の知識』など多数。
関由賀子(せき・ゆかこ)
国立国際医療研究センター第二精神科医長。
井戸田舞(いどた・まい)
麻布ヒロクリニック院長。1974年岐阜県生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。医療法人社団カレスアライアンス日鋼記念病院勤務を経て、医療法人社団三育会新宿ヒロクリニックに入職。2012年より医療法人社団三育会麻布ヒロクリニック院長。
松丸祐司(まつまる・ゆうじ)
虎の門病院脳神経血管内治療科部長。脳神経外科医。1962年西宮市生まれ。筑波大学医学専門学群卒業、筑波大学大学院博士課程医学研究科修了。日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本脳神経血管内治療学会副会長および指導医。筑波大学脳神経外科講師を経て、2005年より虎の門病院脳神経血管内治療科部長、筑波大学附属病院臨床教授、昭和大学非常勤講師を併任。専門は血管内治療による脳卒中の予防と治療。脳神経外科医であるが開頭手術は行わず、脳の機能障害が少ないカテーテルを用いた最新の血管内治療を専門とする。1000例以上の治療経験を生かし、脳や脊髄の複雑な血管疾患を安全に治療する。
木本篤(きもと・あつし)
恵比寿木本胃腸クリニック院長。1964年生まれ。新谷弘実氏(大腸内視鏡第一人者)、西野晴夫氏(松島クリニック)に師事。慈恵医大、女子医大、聖路加、慈恵新橋健診センター(現非常勤診療医長)他で内視鏡4万件以上実践。挿入困難例の依頼も請負う。大腸癌は罹患&死亡率女性1位(男性トップ3)。2010年、恵比寿木本胃腸クリニック開業。無痛で快適な上下内視鏡ドック(同時可能)の定期受診を推奨。胃癌、咽頭癌、十二指腸腫瘍、早期発見が要の食道癌の発見、腸襞(ひだ)に潜む大腸ポリープ(側方進展型や陥凹型ポリープ含め大腸癌やその元)、大腸粘膜内癌の発見、治療を行う。
堀井理絵(ほりい・りえ)
がん研究会有明病院病理部医長。1968年生まれ。筑波大学医学専門学群卒業。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科卒業、医学博士取得。東京都立駒込病院、癌研究会癌研究所、同有明病院勤務を経て(2011年より施設名を「がん研究会有明病院」に変更)、2013年より現職。日本病理学会専門医・指導医。日本乳癌学会評議員。日本乳腺甲状腺超音波診断会議幹事。日本癌治療学会 International Journal of Clinical Oncology Editorial Board。2008年、第14回日本乳癌学会研究奨励賞(乳癌薬物療法の病理組織学的研究)受賞。
予約・お問い合わせ
- クラブヒルサイド事務局
- TEL: 03-5489-1267 (13:00-21:00 月曜休)
- FAX: 03-5489-1269
- E-MAIL : info@clubhillside.jp