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文明の踏み分け道で考える――太田昌国と現代社会を語る 第4回 死刑は必要?――社会の「安全」を考える

太田昌国

どうして日本には死刑制度があるのでしょうか。死刑に対する賛成、反対、どちらの意見を聞いても、心になにか割り切れないものが残る人は多いと思います。それは人(被害者・受刑者)の死という人間として根源的な問題にかかわると同時に、国家と私たち個人との関係という、これまた困難な問題にかかわるからだと考えられます。死刑廃止運動に長くたずさわり、今年《極限芸術—死刑囚の表現》(鞆の津ミュージアム)の開催で話題をよんだ「死刑囚の表現」展にも出発から深くかかわってきた太田昌国さんの話を聞き、死刑とはなにか、死刑の存廃は私たちの社会になにをもたらすのか、ともに考えましょう。
「死刑囚の表現」展・スライド特別上映あり。

  • 出演

    太田昌国

  • 日時

    2013年10月17日(木) 19:00-21:00 ※終了しました

  • 会場

    クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F)

  • 定員

    30名

  • 会費

    一般 1,500円 クラブヒルサイド会員・学生 1,000円

  • 主催

    「太田昌国と現代社会を語る」実行委員会 越後妻有こへび隊有志

  • 共催

    クラブヒルサイド

太田昌国 プロフィール
1943年、北海道釧路市生まれ。東京外国語大学ロシア科卒業(19世紀ロシア文学、20世紀ロシア社会革命史)。1973年から76年にかけてラテンアメリカを旅する。帰国後、「シネマテーク・インディアス」として、ボリビア・ウカマウ映画集団作品の自主上映といくつかの作品の共同制作を実現。1980年代半ばから、現代企画室の編集者として、第三世界の歴史・思想・文学、世界と日本の民族問題、フランス現代思想などに関連する書籍の企画・編集を多数手がける。また執筆・講演などを通じて幅広く意見を発表し続けている。主著に『鏡としての異境』(影書房)、『「ペルー人質事件」解読のための21章』(現代企画室)、『日本ナショナリズム解体新書』(同)、『「拉致」異論』(太田出版、現在河出文庫)、『チェ・ゲバラ・プレイバック』(現代企画室)、『新たなグローバリゼーションの時代を生きて』(河合文化教育研究所)、『テレビに映らない世界を知る方法』(現代書館)、訳書にチェ・ゲバラ『マルクス=エンゲルス素描』(現代企画室)など。

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