目利きが語る“私の10冊” 第26回 三浦雅士(評論家)

70年代に「ユリイカ」「現代思想」を立ち上げ、その編集長として日本の文学、思想を牽引された三浦雅士さん。1980年代からは評論家として幅広い分野にわたって言論活動を展開してこられました。文学・思想のみならず演劇、音楽、舞踊、精神分析、社会科学やサイエンスに至るまで、その該博な知識と好奇心は、どのような読書によって培われ、育まれてきたのでしょうか。セミナーでは、三浦さんの処女作『私という現象』をめぐる10冊の本として、牧野伸顕『回顧録』から司馬遼太郎『草原の記』、吉田健一『怪奇な話』、大岡信『萩原朔太郎』、丸谷才一『樹影譚』まで縦横に語っていただきます。ご期待ください。
- 出演
三浦雅士(評論家)
- 日時
2013年9月27日(金) 19:00-20:30 ※終了しました
- 会場
ヒルサイドライブラリー(ヒルサイドテラスアネックスB棟3F)
- 定員
50名
- 会費
一般2,000円 クラブヒルサイド会員/学生1,000円
- メール予約
氏名、連絡先、参加人数を明記の上、「9/27目利きセミナー参加希望」の件名でE-MAILを送信してください。折り返し、予約確認メールをお送りいたします。
- 三浦雅士 プロフィール
- 1946年、青森県生まれ。1970年代を「ユリイカ」や「現代思想」編集長として過ごし、1980年代に文芸評論に転じる。1990年代、新書館編集主幹として、月刊「ダンスマガジン」、季刊「大航海」などを創刊、編集にあたる。2013年現在は月刊「ダンスマガジン」顧問。主な著書に『私という現象』(講談社学術文庫)、『メランコリーの水脈』(サントリー学芸賞、講談社文芸文庫)、『身体の零度』(読売文学賞、講談社)、『青春の終焉』(伊藤整文学賞、講談社学術文庫)、『漱石――母に愛されなかった子』(岩波新書)、『出生の秘密』(講談社)、『考える身体』、『人生という作品』(ともにNTT出版)など。新書館からは『バレエ入門』『村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ』『バレエ名作ガイド』『ブラヴォー! パリ・オペラ座エトワールと語るバレエの魅力』などが刊行されている。2012年、『出生の秘密』ほかで芸術院賞、恩賜賞を受賞。同年、芸術院会員。
予約・お問い合わせ
- ヒルサイドインフォメーション
- TEL : 03-5489-3705
- FAX : 03-5489-1269
- E-MAIL : info@hillsideterrace.com