文明の踏み分け道で考える――北川フラムと“アート”を語る 第12回 「好奇心が世界をひらく―アートと科学の境界を超えて」 ゲスト:池上高志(複雑系科学者)

『美術は地域をひらく――大地の芸術祭10の思想』発刊を記念して、北川フラムが様々な分野の第一線で格闘するゲストと語り合うことを通して、共有の意味、共通の世界風景を探るシリーズ。第12回は、複雑系科学者として、またアーティストとしても活動する池上高志さんにご登場いただきます。
「科学やアートは、日常では決して経験できない、出合えない世界や感覚を知ることができる方法」と語る池上さん。北川もまた、アートと科学は連続するものであり、ART=技術は、人と自然、人と社会の関係を測るものであると考えてきました。今回は、錬金術やレオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとするアートと科学を越境してきた人々の仕事を考えながら、新たな次元を切りひらいてきた人間の好奇心のありかを語り合っていただきます。
- 日時2015年3月17日(火) 19:00-20:30 ※終了しました
- 会場クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F)
- 定員50名
- 会費一般2,000円 クラブヒルサイド会員/学生1,000円
- 主催クラブヒルサイド、現代企画室
- 池上高志(いけがみ・たかし)プロフィール
- 1961年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授として教鞭を執る傍ら、複雑系科学研究者として、アートとサイエンスの領域を繋ぐ活動も精力的に行う。音楽家・渋谷慶一郎とのプロジェクト「第三項音楽」や、写真家・新津保建秀とのプロジェクト「MTM」、宮島達男とのプロジェクト、生命体のような動きをするガジェット「LIFE I-model」など、その活動は多岐にわたる。著書に『生命のサンドウィッチ理論』(講談社)、『動きが生命をつくる―生命と意識への構成論的アプローチ』(青土社)など。
- 北川フラム(きたがわ・ふらむ) プロフィール
- アートディレクター、アートフロントギャラリー代表。クラブヒルサイド・ディレクター。1946年新潟県生まれ。主なプロデュースとして「アントニオ・ガウディ展」「子どものための版画展」「アパルトヘイト否(ノン)!国際美術展」など。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」「いちはらアート×ミックス」などの総合ディレクターを務める。
予約・お問い合わせ
- クラブヒルサイド事務局
- TEL: 03-5489-1267
- FAX: 03-5489-1269
- E-MAIL : info@clubhillside.jp
- 営業時間:13:00-21:00 月曜休