文明の踏み分け道で考える――北川フラムと“アート”を語る 第1回 「北川フラムを批評/批判(クリティーク)する」 ゲスト:椹木野衣(美術評論家)

『美術は地域をひらく――大地の芸術祭10の思想』(現代企画室)発刊を記念して、クラブヒルサイド・ディレクターの北川フラムによるトークシリーズを開催します。
グローバル化、効率化、スタンダード化する世界の流れにあって、アートの可能性はますます大きくなっています。本シリーズでは、様々な分野の第一線で格闘されているゲストと語り合うことを通して、文明の踏分道にある現在、共有の意味、共通の世界風景を探ります。
第1回は、美術評論家の椹木野衣さんをゲストにお迎えします。椹木さんは、村上隆さんなど新世代のアーティストに伴走しながら、この国においていかなる美術が創造されてきたかを問い、批評の現場を牽引してこられました。果たして、椹木さんは北川の仕事をどう見ているのでしょうか。「徹底的に批判・疑問を投げかけてほしい」という北川のリクエストを受けての登場です。ご期待ください。
- 日時
2014年5月30日(金) 19:00-20:30
- 会場
クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F)
- 定員
50名 ※定員に達したため、受付終了しました
- 会費
一般2,000円 クラブヒルサイド会員/学生1,000円
- 主催
クラブヒルサイド、現代企画室
- 椹木野衣(さわらぎ・のい)プロフィール
- 美術評論家、多摩美術大学美術学部教授。1962年埼玉県生まれ。評論のほかに、新たな視点で話題を呼んだ展覧会「日本ゼロ年」「アノーマリー」などを企画。主な著書に『シミュレーショニズム』『日本・現代・美術』『戦争と万博』『反アート入門』など。近年は岡本太郎の再評価や戦争記録画の再考にも力を注ぐ。長編評論「後美術論」を『美術手帖』に連載中。
- 北川フラム(きたがわ・ふらむ) プロフィール
- アートディレクター、アートフロントギャラリー代表。1946年新潟県生まれ。主なプロデュースとして「アントニオ・ガウディ展」「子どものための版画展」「アパルトヘイト否(ノン)!国際美術展」など。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」「いちはらアート×ミックス」などの総合ディレクターを務める。
予約・お問い合わせ
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