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人生に大切なことはすべて絵本から教わった 第4回 エジプトの絵本を知る―アレキサンドリア図書館をめぐって

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代官山ヒルサイドテラスの近くにエジプト大使館があります。門の前にはスフィンクスなどの大きなレプリカが置いてあり、通るたびに、「ああ、この中はエジプトなのだ」と思うのです。
エジプトのアレキサンドリアに紀元前300年頃、大きな図書館があったことをご存じですか?紀元前1世紀、その図書館はカエサルとアントニウスとの交戦によって炎上消滅しましたが、アントニウスは、よその図書館から奪った20万巻の本を愛人クレオパトラに送り、アレキサンドリア図書館の復興を助けました。それでも結局、この図書館は消滅しましたが、2002年にムバラク大統領夫人の音頭取りで、2000年ぶりに大々的に再興されました。なんだか、とてつもなくロマンチックではありませんか。
そんなことを入口にして、知識の灯台といわれる図書館のこと、さまざまな書物のこと、パピルスや写本のこと、古典がどのように現代まで伝わり、私達が今もそれを読めるのか、そして、図書館にまつわる絵本のこと、松浦弥太郎さんをゲストに語り合いたいと思います。 -末盛千枝子-

※ランチは、ヒルサイドパントリーとヒルサイドカフェが共同でご提供します。

  • 出演

    松浦弥太郎(編集者/「暮しの手帖」編集長/COW BOOKS主宰)

    末盛 千枝子(編集者)

  • 日時

    2008年07月08日(火) 10:30-12:00 ※終了しました

  • 会場

    ヒルサイドカフェ(ヒルサイドテラスF棟 東急東横線代官山駅より徒歩3分)

  • 定員

    30名

  • 会費

    一般2,500円(ランチ、ドリンク付)
    ※ランチはレクチャー終了後となります。ランチがご不要の方は2,000円となります。

  • 協力

    アップリカ代官山、キャラメルベビー&チャイルド、プチバトージャパン代官山

松浦弥太郎 プロフィール
松浦 弥太郎1965年生まれ。18歳で渡米。帰国後路上で本を売ったのをきっかけに、車で移動する本屋「M&COMPANY. TRAVELING BOOKSELLES」を始める。古書店COW BOOKSを中目黒と青山で主宰。書店主のほか、文筆家、エディトリアルディレクターの肩書きをもち、雑誌や本の執筆や編集など、幅広く活躍中。07年より「暮しの手帖」編集長。著書に『本業失格』『最低で最高の本屋』など著書多数。翻訳に、チェコの絵本作家M.サセックの旅絵本シリーズ『ジス・イズ・パリ』など。
末盛千枝子 プロフィール
末盛千枝子1941年生まれ。絵本の編集者を経て、88年すえもりブックスを設立。以後、まど・みちおの詩を皇后美智子様が選・英訳された『どうぶつたち・THE ANIMALS』、98年ニューデリーでの皇后美智子様の講演録『橋をかける-子供時代の読書の思い出』の他、国内外の絵本等を出版。独自の価値観による出版を続けている。

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