ヒルサイドライブラリーでは、文学、美術、建築、まちづくり、デザイン、思想、科学、経済、ジャーナリズム、音楽、ファッション等、さまざまな分野の第一線で活躍されている方々を“目利き”としてお迎えし、それぞれが「いい」と思われる本を10冊ずつ選んでいただいています。
加藤 種男[Kato Taneo]
アサヒ・アートフェスティバル、アサヒビール大山崎山荘美術館のプロデュースなど、1990年以来、同社の文化活動を推進。現在、アサヒビール芸術文化財団事務局長を兼務。
あわせて、企業メセナ協議会研究部会の部会長として、わが国の企業メセナ活動をリードし、2009年社会創造のための政策提言「ニュー・コンパクト」を取りまとめるなど政策提言にも精力的に取り組み、現在は公益社団法人企業メセナ協議会理事(理事長補佐)。
NPO活動の推進にも取り組み、アートNPOフォーラムを創設し、アートNPOリンク理事、NPO法人ARDA理事をはじめ、いくつかのNPOの理事などをつとめる。
また、「創造都市」の旗振り役として、自治体への文化政策提言を推進し、横浜市芸術文化振興財団専務理事、横浜市創造都市アドバイザーを歴任。現在は八戸市「はっち」アドバイザリーボード委員長、公益財団法人埼玉県芸術文化財団評議員などもつとめる。公益財団法人東京都歴史文化財団エグゼクティブ・アドバイザーとして、東京文化発信プロジェクトのスーパーバイザーをつとめる。
その他の主な現職として、京都造形芸術大学客員教授、文化経済学会理事、文化審議会政策部会委員、文科省政策評価に関する有識者会議委員など。
著書に『新訂 アーツ・マネジメント』(共著)、『環境経営戦略事典』(共編著)ほか。
2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。