ヒルサイドライブラリーでは、文学、美術、建築、まちづくり、デザイン、思想、科学、経済、ジャーナリズム、音楽、ファッション等、さまざまな分野の第一線で活躍されている方々を“目利き”としてお迎えし、それぞれが「いい」と思われる本を10冊ずつ選んでいただいています。
橋爪 紳也[Hashizume Shinya]
1960年大阪府生まれ。建築史家、都市計画家。1984年京都大学工学部建築学科卒、1986年京都大学大学院工学研究科修士課程(建築学)、1990年大阪大学大学院工学研究科博士課程修了(環境工学)。建築史・都市文化論専攻。工学博士。京都精華大学創造研究所所長、大阪市立大学年研究プラザ教授などを経て、現在、大阪府立大学21世紀科学研究機構教授。近代日本の都市開発思潮やイベントデザインについて研究するいっぽう、全国各地で市民参加型のまちづくりや地域ブランド創出事業を企画・実践。ディスプレイデザイン研究大賞、エネルギーフォーラム賞優秀賞などを受賞。大阪府特別顧問、イベント学会副会長、(財)大阪観光コンベンション協会アドバイザー、大阪府文化振興会議会長、船場げんきの会アドバイザーなどをつとめる。『大阪モダン 通天閣と新世界』(NTT出版)、『増補 明治の迷宮都市』(ちくま学芸文庫)、『大阪 新・長屋暮らしのすすめ』(創元社)、『あったかもしれない日本』(紀伊國屋書店)、『モダニズムのニッポン』(角川学芸出版)、『大阪の引き出し』(共著・鹿島出版会)、『ゆく都市くる都市』(毎日新聞社)、『大大阪モダン建築』(青幻舎)、『創造するアジア都市』(NTT出版)など著書多数。