ヒルサイドライブラリーでは、文学、美術、建築、まちづくり、デザイン、思想、科学、経済、ジャーナリズム、音楽、ファッション等、さまざまな分野の第一線で活躍されている方々を“目利き”としてお迎えし、それぞれが「いい」と思われる本を10冊ずつ選んでいただいています。
内館 牧子[Uchidate Makiko]
1948年秋田県生まれ。脚本家、作家。1970年武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒。三菱重工業に入社、13年半のOL生活を経て、1988年に脚本家デビュー。主なドラマ作品に、「都合のいい女」(フジテレビ)、NHK朝の連続テレビドラマ「ひらり」、「私の青空」、NHK大河ドラマ「毛利元就」など。小説に『義務と演技』『エイジハラスメント』(ともに幻冬舎)、『必要のない人』(角川書店)、エッセイ集に『きょうもいい塩梅』(文藝春秋)、『愛し続けるのは無理である』(講談社)、『忘れないでね、わたしのこと』『お帰りなさい朝青龍』(ともに朝日新聞社)、新書に『女はなぜ土俵にあがれないのか』(幻冬舎新書)などがある。受賞歴に、第1回橋田壽賀子賞(1993年)文化庁芸術作品賞、日本作詞大賞(1995年)、放送文化基金賞(2000年)。2003年東北大学大学院文学研究科宗教学研究室に入学、2006年修了。現在、ノースアジア大学、武蔵野美術大学の客員教授。