ヒルサイドライブラリーでは、文学、美術、建築、まちづくり、デザイン、思想、科学、経済、ジャーナリズム、音楽、ファッション等、さまざまな分野の第一線で活躍されている方々を“目利き”としてお迎えし、それぞれが「いい」と思われる本を10冊ずつ選んでいただいています。
いとうせいこう[Ito Seikou]
1961年東京都生まれ。作家、クリエーター。学生時代より舞台活動として「ドラマンス」に参加。その発展形として、85年より宮沢章夫、シティーボーイズ、中村有志、竹中直人らと演劇ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を結成。講談社に入社後は、「ホットドッグプレス」誌で企画した『業界くん物語』が話題となる。その後、『ノーライフキング』(新潮社)、『解体屋外伝』(講談社)などの小説や、講談社エッセイ賞を受賞した『ボタニカル・ライフ』(紀伊国屋書店)などの著作を発表。音楽家としてもジャパニーズヒップホップの先駆者として活躍し、カルチャーシーン全般に影響を与えた。近年、ロロロへの加入や、コクーン歌舞伎のラップ歌詞を手がけるなど精力的に活動している。また、盟友・みうらじゅん氏とは共作『見仏記』シリーズで新たな仏像の鑑賞を発信し、武道館を超満員にするほどの大人気イベント「スライドショー」をプロデュース。「したまちコメディ映画祭in台東」では総合プロデューサーをつとめ、浅草、上野を拠点に毎年秋に開催。
関連情報
- いとうせいこう公式サイト : http://www.cubeinc.co.jp/ito/index.html